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2006年07月14日

スプリング社の鍋

わたしが20代のころから、ずっと愛用していた鍋がスイスのスプリング社の5層構造のなべです。
教室を開こうと思ったときから鍋はこれ、と決めていました。

初めに見つけたときは、機能のことは知らず、その形とデザインの良さに思わず欲しくなって買ってしまったのですが、
その当時、普通の片手鍋でミルクパンよりチョイ大きめぐらいの鍋で2万円近かったとた思うけど、すごく高い!と思ったのを覚えています。

でも、まず洗いやすそうな形に惚れ込んでしまい、このデザインを考えた人はちゃんと料理して鍋を洗っている人に違いない、なんて思って選びました。

すぐに高くても買って良かった!と思いました。
なにしろ洗うのが楽、使いやすい、熱の伝わりが早くて、でも熱の当たりが柔らかい、一気にこげるような事が無い。
たとえ焦げてもすぐにきれいに落ちる。煮込んでいるときの音が静か!
改めてこんなにいい鍋なんだ、と感心して、そのあとで世界の一流品という本に選ばれている鍋だと知りました。
一流品、という言葉に違和感を感じるほどシンプルな鍋ですが、実に一流でした。

うっかりして、あっ焦がしたと思った時でも火からおろしてフタをしたまま置いて
おくと密閉度の良さからかなんとなく蒸されて、焦げではなくなっていた、
あ、食べられます。
みたいな事が何度かあって、この鍋には何度も感謝しています。


マクロビオティックの教室を始めてからはこの鍋のありがたさはさらに増している。
よくやる、陰性な野菜から順に重ねる、重ね煮と呼んでいる煮方では、本当に少量の水で焦げることなく、野菜の旨みを引き出してくれます。
そのときの鍋は30年たった今でもどこも壊れずに教室で活躍してくれている。
スイスでは2世代ぐらいは軽く受け継いで使うらしい。丈夫なんです。取っ手と鍋の間がわずか1ミリほどの隙間を開けて接合されているので取っ手がそれほど熱くならないし、フタのツマミも金属の質を変えて熱が伝わりにくくつくられている。


たとえ鍋にだってこれほどのこだわりと、使い手への配慮をして考えるスイスのデザイナーに心から感心して尊敬の念を覚えるほどでした。それからスイスという国の台所仕事に対する価値観に対しても。
5層構造の鍋は他にもたくさんあるし、デザインの豪華な物もいろいろある
でもわたしはこの鍋が一番好き。
残念な事にわたしの好きなこのデザインはもう日本では販売されていないようですが、見かけた方はお知らせください。






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posted by げんまい at 09:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記[さ行]
この記事へのコメント
高梨さん♪
ブログ素敵ですね!さすがです!
お葉書ありがとうございます。遅ればせながら拝見いたしました。これからちょくちょく楽しみに見させていただきます♪
カントン7/19〜22昼まで連休いただきます〜ちょっと逗子にヨガしてきます。
天候もよく変わりますのでお身体気をつけてくださいね。。
ではまた!この場をかりて失礼いたします。
カントン 小林より
P.S.工藤さんのご様子はご存知ですか?楽しみにしていますが今年は大変そうですね。
Posted by カントン at 2006年07月18日 18:31
カントン様
ブログを見ていただいてありがとうございました。これからもマクロビオテックに関心をもって
くださる方の、お役に立てるようなものに少しづつでも充実させていきたいな、と思っています。
また感想を寄せていただけるとありがたいです。

Posted by 高梨 at 2006年07月19日 15:21
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